第10章 ブレーキメンテナンス
   
ついに僕もブレーキ調整にチャレンジしました(2004年9月)。
一時はとても良く効いていたブレーキですが、最近全然効いていなようで心配になり分解することを決断しました。
その過程をご紹介いたします。

なお、下記分解・調整方法はみなみ@名古屋さんやひげゴジラさんに電話で聞きながら
僕独自の方法で行ったやり方ですので正しいとは限りません。
この方法でトラブっても責任は負えませんのでご了承ください。
参考程度にしてください。


まずは、道具集めから始めました。

1. ジャッキ・・・これは以前より持っていました。
2. 馬・・・これもずいぶん前に買ったきり一度も使うことなく保管していたものがありました。
3. プラスティックハンマー・・・たかがハンマーごときに千円近く払うのはしゃくだったのですが思い切って
                  買っちゃいました。
4. グリースガン・・・みなみ@名古屋さんのフォーラムの書き込みを参考にして買いました。
            最初、間違って小さいのを買ってしまい、大きいほう(400gチューブ用)に交換して
            もらいました。
5. グリース・・・みなみ@名古屋さん、ひげゴジラさん推奨のワコーズのグリース(ハイマルチグリースU)が
         なかなか見つからず、みなみさんに頼んで買ってもらいました。

ようやく道具の準備ができ、いざ作業開始。

1. トレーラーをジャッキアップした時に勝手に動き出さないようにするためにヘッド車を連結しました。
2. ジャッキアップをする前にトレーラー下のサイドブレーキのワイヤーを外し、完全にフリーな状態にします。
  そうしないとジャッキアップした時ワイヤーが引っ張られサイドブレーキがかかった状態になって
  ブレーキドラムが外せません。
3. ホイールのナットを軽く緩め、車軸をジャッキアップ。
  馬をかませてタイヤを外しました。外した時のドラムの写真を添付します(下左)(サビサビです)。
3. ハブキャップをプラスティックハンマーとマイナスドライバーを使い外し、グリスを拭い取り、
   ハブナットを鷲づかみしている(固定している)鳥の手のような部品を外し、ハブナットを外しました。
4. 次にハブベアリング(で良かったかな?)を抜き取り、ブレーキドラムを外しました。
  ドラムを外した状態の写真を添付します(下右)(サビサビです)。


どんな状態が正しい状態かわからず、とりあえず、ブレーキクリーナを吹きかけ、お掃除。
ブレーキパッドとドラム内側を400番のサンドペーパーで軽くこすりました。
次に電磁石の脱落防止のために電磁石を引っ掛けてある棒の先端にドリルで穴をあけてステンレスの針金を引っ掛けて電磁石が脱落しないようにしました。
ピンボケ写真を添付します(左)。
みなみ@名古屋さんはもっと格好良いやりかたでロックしておりました。
みなみさんの方法はこちらを参照ください。

これで良いのか不安でしたが、もうこれ以上のことはできないと思い、ドラムをはめてハブベアリング等を復旧。
ハブナットの締め付けは工具を使わずに手締め。
とりあえず、復旧させて、ブレーキ調整。
ブレーキドラム裏側からブレーキ調整用のダイヤルをマイナスドライバーを使って回します。
まずは目いっぱいブレーキが効く状態へ閉めこみま、それから8〜12回転そのダイヤルを戻します。
最後にハブキャップの中心のゴムキャンプを再度外してグリスガンを使ってグリースを注入。
これでおしまいです。
同様の作業を反対側のブレーキも行いました。

最後にサイドブレーキを復旧させて完了です。

そして、テスト走行。
ホイールの温度をちょこちょこ車を停めては手で触って確認しながら走行。
両ホイールとも同じくらい触れる程度の熱さになって「まぁ、こんなもんかな」と安心。
でも全然効いていない・・・
何でだろう???
家に帰って、再度ジャッキアップ(もちろんまたサイドブレーキは外しました)。
嫁にブレーキコントローラを握ってもらってブレーキの具合を確認することに。
まったく効いていない・・・
もう頭の中は真っ白、心はブルー。
こんな状態で一旦作業を終了しました。

あまりにもショックだったので、その日の晩、神戸在住のトレーラー牽きの某氏(以下工場長さん)に相談。
工場長さんは以前、Aライナーというアメリカントレーラーを牽いていたそうで、その時ブレーキの件で相当悩み、いろいろ努力されたことがあるそうなのです。
工場長さんがたまたま次の日仕事がお休みであったため、トレーラーを牽いて伺うことに。

工場長さん宅へ向かう道中、ひげゴジラさんにブレーキコントローラーのレベルとゲインを調整してみてはどうかとのアドバイスにより、あーだのこーだのって調整しながら走っていきました。
途中、信号待ちでゲインを目いっぱい時計回りに回してブレーキコントローラーを握り、ブレーキを放してみました。
そうしたらクリープせずに停まっていました。
これで少しだけ安心しました。
とりあえず、ブレーキはかかっているようでした。

そして、工場長さん宅に到着。
今回は徹底的に分解しようということで工場長さんご指導の下、ブレーキシューをはじめとする部品をバラバラに。
バラバラにした後、ワイヤーブラシでサビを落とし、シャーシブラックで塗装。
エアーでほこりを飛ばし、ブレーキクリーナで掃除。そしてグリスアップして、復旧させました。
左の写真は、
バラバラにして掃除し、塗装した後の状態(上)、ブレーキシュー他を復旧した後の状態(真ん中)、塗装したブレーキドラムをはめた状態(下)
です。
めちゃくちゃきれいになりました。上の写真と比較してみてください。




最後にブレーキ調整をして、ブレーキテスト。
バッチリ効くようになりました。

で、肝心なブレーキが効いていなかった原因はと言いますと、

●ブレーキシューを開かせるための回転部が固着して動きがスムーズではなく、写真の鉛筆が指している箇所に黒いススみたいなものが溜まってスムーズに回転してなかったようである。
●サビと汚れで各部がスムーズに動いていなかったと思われる。

以上のことが考えられます。

分解して掃除・グリスアップすることで各部がスムーズに動くようになり、ブレーキが効くようになったと判断します。

以上が今回の僕のブレーキ調整の過程です。
みなさんも是非一度分解してみてください。
良い勉強になりますよ。

今回のブレーキ調整でご協力いただいた、みなみ@名古屋さん、ひげゴジラ@極楽寺さん、そして、神戸の工場長さん、この場をお借りしてお礼申し上げます。
   
   
   
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